2009年01月16日

流山おおたかの森でチェ28歳の革命をみました!!

チェ・ゲバラを知っていますか?

アルゼンチンの裕福な家庭で生まれ育ったお医者様で、キューバ革命を成功させた革命家です。


星のマークのベレー帽に髭を生やした肖像はTシャツにプリントされていたりするので、知らず知らず目にする機会もあるかも・・・


今のキューバのイメージは、カクテルのモヒートと葉巻、ブエナビスタ・ソシアルクラブって感じですが、


1950年代のキューバは国民のわずか1.5%の地主が国土の半分を支配し、ほとんどが小作農で学校に通うこともままならず、識字率は37%だったそうです。


ゲバラは医学校を出た後、南米大陸を放浪し、そのあまりの貧しさに衝撃を受けたそうです。


やがてキューバで、カストロとともに革命の道を歩み始めます。


この映画は、軍医として革命軍に従軍し、やがて司令官となってキューバ革命を成功させるまでのお話です。


ベニチオ・デル・トロ演じるゲバラは実にカッコよく、好感のもてる人物として描かれています。


若い志願兵には、戦術のほか、読み書き計算も教えます。捕虜の扱いも紳士的、戦争といえども盗みや乱暴を決して許しません。


「世の中に必要のない人間などいないのだ。」「革命に必要なのは人を愛する心なのだ。」といったメッセージは普遍的で、今の我々にも十分通用します。


時を経てもゲバラの人気が続くのは、理想を高く持って生きた彼の生き様が素晴らしいからなのでしょうね。


続編のチェ39歳別れの手紙の公開が待ち遠しいです。

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2008年12月28日

おおたかの森で「K-20 怪人二十面相・伝」を観てきました。

昨日、おおたかの森で「K-20 怪人二十面相・伝」を観てきました。

時代は、第二次大戦が回避された1949年という設定。貧富の差が激しい超格差社会の帝都(東京)が舞台です。

或る日、サーカスの曲芸師(金城武)の元に雑誌記者(鹿賀丈史)が現れ、名探偵・明智小五郎(仲村トオル)と財閥令嬢(松たか子)の婚約式のスクープ写真を撮るよ
う依頼されます。

会場である高層ビルの窓からシャッターを切ると・・・あらら大変!怪人二十面相に
間違えられて捕まってしまいます。

護送途中、仲間によって助けだされますが、それをきっかけに泥棒修業を始めること
になります。

その後、二十面相に追われる令嬢を助け、明智小五郎と協力することになります
が・・・


金城武のとぼけた雰囲気や、松たか子の微笑ましいお色気演技など、笑える場面も結
構あります。

暴力シーンなども過激なところは殆どなく、謎解きあり、ときにヒューマンタッチあ
りと、お子さんと観にいくにはお勧めです。

なんとなく、バットマン的なイメージを持っていたので、期待を裏切られた感もあり
ますが、お正月ですもの、お気楽に~!!って感じです。

面白かったのは、金城武の泥棒修業です。その部分をもっと膨らましてもらいたかっ
たです。

ちなみに、仲村トオルさんは流山育ちです。
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2008年12月12日

広島ALSOKホールで行われた山下達郎さんのコンサートに行ってきました。

12月11日(木)広島ALSOKホールで行われた山下達郎さんのコンサートに行ってきました。

達郎さんのコンサートが行われるのが6年ぶり、私自体は前回の秋田県民会館に行ってから10年ぶりです。

10年の間に変わったことといえば、やはり客席が大人しくなったことでしょうか。

コンサートの後半になるまで、アップテンポの曲でも一人も立ち上がるファンが居なかったことにショックを受けました。


確かに最初から最後まで総立ちのコンサートも、近頃ツライものがありますが、それにしてももう少し「ダンシング〜!」したかったです。

もう一つ変わったことは、バックバンドのメンバーです。

新しく、ドラマーの小笠原拓海くん、セカンドキーボードの柴田俊文さんが加入しました。


達郎さんのコンサートの楽しみは、バックの演奏陣の素晴らしさにもあります。

今回も、私の愛してやまないギタリストの佐橋佳幸さん、サックスの土岐英史さん、キーボードの難波弘之さん、コーラスに元スターダストレビューの三谷泰弘さん等が出演されていました。

これだけのメンバーを集めるのですから、コンサートが数年ぶりになってしまうのも仕方がないかもしれませんね。


コンサートも最後のほうでは、かなり盛り上がり、興奮のうちにお開きとなりました。

約3時間、大大大満足!!



ネタバレになるので、内容については書けませんが、ドラマーの小笠原くんは凄いです。まだ弱冠24歳ですが、世界的なジャズピアニスト山下洋輔さんのバンドに参加している実力者です。

演奏もパワフルで言うことないです。http://stonespa-gaia.jp/

2008年12月07日

東京宝塚劇場にて、宙組公演「パラダイス プリンス」を観ました。

モダンアート界の天才アーティストであるスチュアート・メンフィールド(大和悠河)が、現在の地位をなげうってアニメーションの世界に飛び込むというお話です。


そこには下積みあり、恋愛あり、利害関係による策略あり・・・


宝塚らしいカラフルな衣装、ロマンチックなストーリー、そしてハッピー・エンド。


日常から解放される約3時間のショート・トリップでした。

2008年10月22日

平成中村座グランドスラム達成!そして思わぬサプライズが

浅草の浅草寺の御開帳 10月16日は平成中村座『仮名手本 忠臣蔵』Cプログラム,Dプログラムに行ってきました。

Cプログラムは、塩冶判官とともに高師直にいじめられていた桃井若狭之介の家老加古川本蔵と、その家族の話が中心です。
あまり上演される機会がなく、今回は34年ぶりとのことです。
加古川本蔵を片岡仁左衛門、妻の戸無瀬を中村勘三郎、娘の小浪を中村七之助が演じます。
小浪と大星力弥の恋、その恋を成就させようと応援する戸無瀬が愛情たっぷりの演技でよかったです。
戸無瀬と小浪の「道行 旅路の嫁入り」は勘三郎と七之助の踊りが美しく、衣装もきれいで、錦絵のようでした。

Dプログラムは、Bプログラムとほぼ同じ内容ですが、討ち入りの場面がありません。
したがって、おかる勘平の話です。
おかるが七之助、勘平が中村勘太郎等主役級に若い役者さん、周りをベテランの役者さんが固め、今回一番面白かったです。

当日は、写真家の篠山紀信さんが撮影に1日中いました。

思わぬサプライズですが、浅草寺で山下達郎、竹内まりあ夫婦をお見かけしました。
暗かったので、他に気付かれた方は少なかったと思います。
お二人とも背が高くスリムで素敵でした。

今、浅草寺は御開帳をしていて、御本尊の観音様のお姿を見ることができます。画像は、浅草寺の観音様です。
観劇や演芸場などの後、ぶらぶらするのもいいですね。

2008年10月11日

浅草に行って歌舞伎三昧の1日でした。

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10月9日、浅草寺境内で上演中の平成中村座『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』のAプログラムBプログラムを観てきました。

雷門をくぐり、仲見世を歩くと、人形焼き、雷おこし等のお菓子屋、踊りの衣装や道具類、外国人向けの土産店などが軒を連ね、それだけでも日常を離れた雰囲気で、気分も盛り上がります。

浅草寺境内にはのぼりが立ち並び、芝居小屋からは太鼓や呼び込みの声が賑やかに聞こえてきて、なおいっそう気持が高揚します。

劇場内は、履物を脱いで入ります。前から10列目までは畳に座布団なので、日頃正座に慣れていないとチョットつらいです。

劇場内のアナウンスなどは全くなく、作務衣を着たスタッフが大声をあげて、「携帯電話をお切りください」とか、「焼大福はいかがですか」などと売り歩く姿も珍しくて面白かったです。

今回の演目は、お馴染みの『忠臣蔵』ですが、Aプロでは中村橋之助が高師直を演じ、あまりの憎たらしさに笑ってしまいました。いつもかっこいい役が多いので、とても意外でした。

塩谷判官が中村勘三郎、大星由良之介が片岡仁左衛門でしたが、大河ドラマの印象が強くて、勘三郎さんはやはり由良之助のイメージなんですよね。

塩谷判官も、もっと若い人との思い込みがあったので、私的には勘太郎くんに演じてほしかったです。

でも仁左衛門さんはかっこよかったです。年齢を重ねても華のある役者さんですね。

Bプロでは有名な「おかる勘平」の話やら「討ち入り」の場面があって、見せ場がいっぱいです。

こちらのプログラムでは、勘平役が勘三郎さんで、配役がAとBで違ったりするので戸惑います。

討ち入りの場面のタテがかっこよかったです。

2008年09月12日

9月11日、赤坂ACTシアターで中村勘三郎「赤坂大歌舞伎」を観てきました。

演目は、「江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし」と「棒しばり」。

「狐狸狐狸ばなし」は、元役者の伊之助(勘三郎)の女房おきわ(中村扇雀)が、浮
気相手の坊主重善(市川段治郎)と一緒になりたいがために、夫を毒殺する話です。

というと、なんだか怖い話と思われますが、だましだまされのどんでん返しのストーリーです。

勘三郎さんの赤坂初登場ということもあり、伊之助の着物の裾からTBSのキャラクター『boobo』くんが現れたり、「赤坂で傘差す(赤坂サカスのシャレ)」といったセリフなど、サービス満点で、ところどころ笑わせてくれます。

もう一方の「棒しばり」は、狂言でおなじみの話ですが、酒好きの家来・太郎冠者(七之助)次郎冠者(勘太郎)が大名(片岡亀蔵)の外出中に酒を盗まないように棒に縛られるのですが、まんまと酒を飲み、踊りを踊る舞踊劇です。勘太郎、七之助兄弟の息もぴったりで、なかなか楽しかったです。

歌舞伎座の舞台と雰囲気も趣も違って、軽妙な感じで、肩の凝らないお芝居です。

勘三郎さんは、来月、再来月と浅草で「平成中村座」の公演があり、とっても精力的に活動されています。

是非次回も楽しみにしたいと思います。

2008年08月31日

青山の「Blue Note 東京」で行われたスティーブ・ガッドのコンサートに行ってきました。

日頃は、ジャズなどあまり聴かない私ですが、この人の演奏だけは生で聴いておきたいと思い、とってもオシャレなジャズクラブに出掛けて行った訳です。

スティーブ・ガッドを知るきっかけとなったのは、山弦(佐橋佳幸・小倉博和)のアルバム『High Life』です。

CDの中の何曲かのドラムをスティーブ・ガッドが叩いていて、「歌うようにドラムを叩く人だな」と思い、それからなんとなく気になる存在になりました。

初めて演奏しているスティーブ・ガッドを見たのは、テレビです。エリック・クラプトンのライブ映像でステージの真ん中の一番高いところでドラムを叩いていました。

印象は、まさに「ドラム界の巨人!」です。

この人は、ジャズからフュージョン、ロックまでなんでもこなせるドラマーで、何度か来日しており、最近では角松敏生のコンサートにも出演していました。

今回は、ロニー・キューバー(サックス)、ジョーイ・デ・フランセスコ(ハモンドオルガン)、ポール・ボーレンバック(ギター)をフューチャーし、スリリングかつリラックスした演奏を聴かせてくれています。

ブルーノートは、ステージと客席が本当に近いので、演奏者の手元や、息遣いまでが感じられ、大きなホールとは全く別の感動が得られます。

スティーブ・ガッド本人も我々の客席のすぐそばを通って舞台に上がって行ったので、至近距離で見ることができました。

驚いたことに、巨人と思っていた彼は、案外小柄で、日本人と変わらぬ体格だったことです。


演奏は、素晴らしいの一言!!

複雑なリズムでも決して破綻することなく的確だし、本当に歌心あふれる演奏です。

2008年08月24日

昼はミュージカル、夜は歌舞伎♡

博品館劇場でミュージカル『SHOUT!』を観てきました。

舞台は60年代のロンドン。

流行のミニスカートで登場するブルー(紫吹純)レッド(入絵加奈子)イエロー(森口博子)オレンジ(樹里咲穂)グリーン(岡千絵)の5人の女の子が『SHOUT!』という雑誌に影響されつつ、ファッション、恋愛、ライフスタイルが変化していくストーリーです。

それぞれの特徴は、ブルーはファッショナブル、レッドは真面目、イエローはミーハー、オレンジは家庭的、グリーンはセクシー。

当時の世相を反映させながら、歌と踊りで展開する楽しいステージです。

ラストは自我に目覚めた女性たちが合唱!!会場も一体となって、ノリノリでした。

紫吹純のスタイルとダンス、入絵加奈子の歌がとてもよかったです。



歌舞伎座では、第三部の『紅葉狩』『野田版 愛陀姫』を観ました。

『紅葉狩』は舞踊劇です。橋之助演じる平維茂が紅葉狩りに行くと、勘太郎演じる更科姫に出会い、宴に招かれますが、実は更科姫の正体は鬼女。

舞台や衣裳の美しさ、橋之助の男ぶり、勘太郎の姫から鬼に変化する様など見所満載です。

『野田版 愛陀姫』は、オペラの『アイーダ』の歌舞伎版。美濃の領主の娘濃姫(勘三郎)が自分の好きな男の木村駄目助座衛門(橋之助)に手柄を立てさせようと、偽祈祷師の細毛(福助)と荏原(扇雀)を使い、隣国織田家との合戦の先陣役に任命されるよう画策します。

一方の駄目助座衛門は濃姫の下女である愛陀(七之助)を思っており、戦で手柄を立てたら愛陀を妻にめとることを願い出ようと考えている。

実はこの愛陀、織田家の息女愛陀姫であって、戦で捕虜になった父(身分を隠している)織田信秀(三津五郎)に敵国美濃の情報をスパイするよう申しつけられている。

濃姫、愛陀姫、駄目助座衛門の恋の行方はどうなるのか?三人の運命は・・・と、目が離せない展開です。

ただ、オペラをそのまま歌舞伎にしたせいか、セリフでの感情表現が多く、歌舞伎の特徴でもある感情を大げさな身振りや表情で表わすということが失われたため、現代
劇を観ているような気がしました。

感想としては、以前上演された野田秀樹の『研辰の討たれ』のほうが面白かったな〜って感じです。

2008年08月09日

佐橋佳幸トーク&ミニライブに行ってきました。

14年前に発売された佐橋さんのアルバム『TRUST ME』が再リリースされることになり(8/6発売)、記念のライブが8月5日東京FMホールで行われました。

前半は、音楽評論家の天辰保文さんとの対談。

当時、スタジオ・ミュージシャンとして超多忙だった佐橋さんが、なぜソロアルバムを作ることになったか?

このアルバムのエグゼクティブ・プロデューサーが山下達郎さんなのは、どういう経緯なのか?そして、70年代を代表するアメリカの有名ミュージシャンとセッションできたのはどうしてか?

など、貴重な話が聞けました。それに、達郎さん秘蔵のホームビデオも上映され、楽しかったです。

後半は、お待ちかねのライブです。

日本を代表する凄腕ミュージシャン総勢14人で繰り広げる音楽の世界は、まさに至福の瞬間!!

こんな小さなホールで、限られた人しか聞いていないのが本当にもったいない!贅沢だ〜!!

特に、CDのクレジットでよく見る村田陽一さんのトロンボーンの演奏は初めてナマで聴きましたが、迫力あってカッコよかったです。

それから、KYONと斉藤有太さんの二人のキーボードも、楽しそうに演奏している姿がスゴイよかった!!

会場には、ギタリストの小倉博和さん、小田和正さん、藤井フミヤさん。元ちとせさんからお花が届いておりました。

最後に、「本日の公演はすべて終了しました・・・」というナレーションは「・・・ご案内は、佐橋たか子でした。」って、松たか子じゃない?と会場からどよめきの声が起こっておりました。

とにかく、楽しかった!この公演は近々、東京FMでオンエアされるそうなので、興味のある方は是非ご試聴ください。

2008年06月22日

立川談志、志の輔の独演会が立川一門会になりました!

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談志、志の輔、と立て続けに独演会に行って参りました。

ただし、談志は、喉の不調のため一門会に変更されていて、演目は

志遊「寄合酒」

談春「宮戸川」

談笑「粗忽長屋」

談志「田能久」
談志は、声が出なかったり、途中、話が飛んだり、脱線したり・・・よく破綻せずに最後までいったなー、やはり天才かもしれない!!
と、思いました。




志の輔は、「お菊の皿」「しじみ売り」

テレビの司会のときとは、全然声のトーンが違いビックリしました。

しじみ売りは思わずホロリとしました。

今一番チケットが取りずらい噺家さんだそうです。

難しいことを考えず、単純に笑えるのが落語。

古い話でも、普遍的なテーマのものもたくさんあります。


2008年05月30日

帝劇で公演中の井上芳雄くん主演『ルドルフ』を観てきました。

井上芳雄くん演じるルドルフはハプスブルグ帝国の皇太子です。

父親のフランツ・ヨーゼフは帝国の安定を図るためルドルフに対して従順な振る舞いを求めますが、ルドルフは改革を主張し親子の関係はうまくいきません。

妃(知念里奈)との関係もすっかり冷え切り、先が見えない閉塞感の中で運命の女性(笹本玲奈)と出会い恋に落ちます。

しかし、離婚も結婚も認められず、自分の考えさえ発言することを禁止されたルドルフに残された道は「死」しかなかったのです。

親子の断絶、悲恋の末の心中・・・となんとも救いようのないお話ですが、主役の井上君と笹本玲奈ちゃんが爽やかで清潔感があり素敵でした。

でも、今回の公演で一番気に入ったのはターフェ役の岡幸二郎さんです。悪役ですが、伸びのある歌声と押し出しの強さでグングン引き込まれてしまいました。

この人は、劇団四季の出身ですが、四季のときは全然見ていませんでした。

四季の後は東宝のミュージカルに良く出ていて、長身で歌の上手い役者さんという認識はありましたが、実際にお芝居を拝見したのは、今回が初めてです。

遅ればせながら、これからも注目いていきたいです!

2008年04月25日

松本幸四郎のラ・マンチャを観ました!

「ラ・マンチャ」を観るのは、2回目。以前観たのは20年前くらい(?)です。

松本幸四郎といえば「ラ・マンチャ」、「ラ・マンチャ」といえば松本幸四郎。

今公演で1100回を達成するそうで、松本幸四郎以外の「ラ・マンチャ」なんて考
えられないです。


「ラ・マンチャの男」は、劇中劇の構成をとられていて、政治犯で捕まった男セルバンテスが裁判を待つ間、牢屋の中で囚人により行われる裁判の申し開きをするために劇を行います。

主人公は、気のふれた騎士ドン・キホーテ。家来のサンチョを連れて旅に出ます。
そして、敵と思って風車と戦ったり、城と思って怪しげな宿屋に泊まったり・・・

その宿屋にいるのが松たか子演じる下働きの女アルドンサ。お金によって身を売るこ
ともある女だが、ドン・キホーテは「ドルシネア姫」と呼び丁寧に扱います。

見る者によってものの見方が変わること。理想を持って生きないと理想の社会にはな
らないこと。

ドン・キホーテのメッセージが囚人の中に伝わって皆の心に変化が起きます。


やがて、本当の裁判が行われることになりますが、セルバンテスの運命はどうなるの
でしょう・・・?


いつもの通り、幸四郎の台詞と歌では睡魔と闘うのに苦労しましたが、松たか子の体を張った演技と、他の出演者の歌唱力には感心しました。

松本幸四郎の動員力もすごいです。

最後は、スタンディング・オベーションでした。

2008年04月18日

山本耕史くん主演のロックミュージカル!!

いやー、のっけから驚きました。

客席後方から登場した、ヘドウィグ役の山本耕史くんは金髪カツラに20センチヒールのブーツで身長約2メートル!

私のすぐ横を通り抜けたので、あまりのデカさにビックリ!!

「ヘドウィグ・・・」は、いわゆるロック・ミュージカルで、ほぼ全編を英語による歌で構成されています。

そして、主役の山本耕史くんと韓国人女性シンガーのソムン・タクの二人芝居。

ヘドウィグは東ドイツからアメリカに、愛と自由を求めて性転換をして、少し男性部分が残ってしまったロックシンガー。

人を信じては裏切られるような悲しい人生を歩んできました。

その怒りをぶつけるような、激しい歌。『ロック=魂の叫び』  そして奇妙な衣装と、そうしていなくては生きていかれないという滑稽さ。

昔、愛した男性はショウビジネスの世界で成功してヘドウィグの存在など忘れてしまったかのよう・・・

その後どうなるかは、これから舞台を観る人のために言いませんが、後半は山本くんのすばらしい肉体美を堪能(?)できますよ〜!!

2008年04月11日

宝塚の宙組公演『黎明の風』白洲次郎を見に行きました。

sirasu-jirou-1web-250-re.jpgまたまた宝塚を見てきました。

平日の昼にもかかわらず満席で、相変わらずの人気ぶりに驚きましたが、今回は作品
がとても良いので納得です。


皆さんは白洲次郎って知っていますか?



吉田茂の懐刀として戦後日本の復興・独立に「舞台裏」から尽力した人です。

若い頃の次郎は、中学から自動車を乗り回し、喧嘩の絶えない暴れん坊で、いわば「島流し」同然でイギリスのケンブリッジ大学に留学し、そこで多くの友人を作り、欧米流の文化を身につけます。


帰国して、アメリカ留学から帰った樺山正子と見合いし、お互い一目ぼれで結婚。その後商社マンとなった次郎は、イギリスで駐英大使だった吉田茂に出会います。

戦争の足音が近づき「戦争になったら日本は必ず負け、食糧難になる」と予測し、商社を辞め、日本で農業を始めます。「カントリージェントルマン」といって、財産を蓄えたものが早くに引退し、「いざ鎌倉」と言うときには国のために尽くすと言うイギリス等では憧れの暮らし方です。

やがて、戦争に突入し、敗戦。

次郎は終戦連絡事務局員として吉田茂に呼ばれ、当時日本を占領していたGHQに対し、「日本は戦争に負けたのであって、奴隷になったわけではない」と言って、GHQに「従順ならざる唯一の日本人」と恐れられるようになりました。

日本が独立するに当たって講和条約を締結する際も、最初英語で書かれていた文章を巻紙に筆で書くように指示したのも次郎なのです。


こうして日本が独立し、平和な今があるわけですが、日本の歴史が分かりやすくお芝居になっていて、是非若い方に見ていただきたいと思いました。

観客の多くが泣いていて、とても感動するストーリーです。

写真は、白洲次郎と英国で実際に乗っていたベントレーです。
ちなみに日本で初めてジーンズを穿いた日本人と言われてます。




2008年03月24日

赤坂サカスでKバレエの第九を見ました!

3月20日グランドオープンした赤坂サカスに、早速行ってまいりました。あいにくの雨で、人出も思ったより少なくて、殆どの店が並ばずに入れました。
この日は前々から楽しみにしていた、熊川哲也の復帰第一作の新作バレエ『第九』を見ました。
4部構成になっており、熊川哲也の出演は第4部のみ。全体でも65分の演目で2万円のチケットは、少し高いかな?と、思いましたが、会場は満員で、バレエを習っている小さなお子さんからご年配のご婦人まで、熊川ファンで埋め尽くされていました。
新しい赤坂ACTシアターは赤と黒が基調のシックな内装で、客席は1300ほど、高低差があるので2階席でもかなり見やすかったです。
ダンサーの衣装は、ベージュ系や白黒で体のラインが強調された大人っぽいものでした。
『第九』といえば合唱ですが、この日もオーケストラとともに合唱隊が舞台に立ち見事な『歓喜の歌』を聴かせてくれました。
そうそう、サカスで長蛇の列が出来ていた店が一軒ありました。
パリの三ツ星レストランの7割が、その店のパンを使っているというブーランジェリーで、マキシムのレストランの1階にあります。
店名は、『ル ブーランジェ ドミニク サブロン』です。
小麦粉はすべてフランスから輸入した本物のフランスパンです。天然酵母使用なので、ちょっと酸味があって、なかなか美味しいパンです。
同じ建物のワインバーやビストロでも食べられます。

2008年02月15日

中井貴一ってチャーミング!!!

2月14日渋谷パルコ劇場にて、中井貴一、段田安則、りょう出演の「二人の約束」という芝居を観てまいりました。
中井貴一さんっていうと、日本映画には欠かせない役者さんだし、ことに最近は何となく渋い演技が光りますよね。
役柄も軍人さんとか、公務員の偉い人みたいな・・・
でも、この芝居の中井さんは全然違うんですよ。
小太郎さんという古物商の主人で、40代の独身男。30年前に同級生の女の子とした約束を守ろうと、店の立ち退きを迫られながらも居座ってる。その約束っていうのは、30年後にタイムカプセルを一緒に掘り出して、結婚すること。
そこに、なぜか小太郎の家の塀から落ちて記憶喪失になった見知らぬ男、大作(段田)が現れ、一緒に暮らすことになります。小太郎の幼馴染のめぐみも加わり、大作の記憶は戻るのか?同級生の順子ちゃんは現れるのか?
・・・ってストーリーなんですが、中井さん、段田さん、りょうさんの会話が掛け合い漫才みたいで、とにかく面白い!!
えー、中井さんって、こんな人だったの?って感じ。
「人を信じる」ってことがこの芝居のテーマのひとつだと思いますが、まさに大人のファンタジー。
最後には、うるっときちゃいます。

2008年02月09日

佐野元春コンサートIN仙台に行きました!

佐野元春AND THE HOBO KING BANDのコンサートに行ってきました2月7日仙台電力ホールで行われた佐野さんのライブは、「good times & bad times」「I’m in blue」・・・懐かしいピアノの弾き語りスタイルで静かに始まりました。

帽子にジャケットのスタイルは、私を80年代の新宿ルイードに一気に引き戻し、多感だったあの頃のように、演奏にちょっと涙ぐんだりしてしまいました。

現在のバンドHKBと97年に作られた「THE BARN」アルバムからも数曲演奏されたのですが、「7日じゃたりない」という楽曲の一部をギタリストの佐橋さん(昨年末、女優の松たか子さんと結婚)が熱唱するという場面もあり、驚きとともに微笑ましい気持ちになりました。

このHKBのメンバー、日本のミュージックシーンには欠かせない人たちばかりで、前述の佐橋佳幸氏は小田和正さん山下達郎さん桑田圭祐さん等のレコーディングに参加するギタリストで、松さんをはじめとする数々のアーティストのプロデュースもされています。また、ギタリスト小倉博和氏と山弦というユニットを組んでおり素晴らしい音楽を作り出しています。我がGAIAでも時々CDを流しておりますので興味があったらお尋ねください。

そしてDr.KYON。元BO GUNBOSのピアニストでギター、アコーディオンなども演奏するマルチプレーヤー。京都大学出身ミュージシャンとしても有名です。

ドラムは古田たかし氏。最近は奥田民生さんのバックでパワフルなドラムを聴かせてくれています。昔は、原田真二とクライシスのメンバーで、私も目黒鹿鳴館などで聴いていました。

サックス、フルートは山本拓夫氏。佐橋さんとは都立松原高校の同級生。日本のポップス界ジャズ界どちらでも活躍され、CDのクレジットを見るとよく目にします。

ベースは井上富雄氏。元ルースターズのベーシストでアレンジャーとしても活躍されています。

最後に、今回からツアーに参加しているパーカッションのスパム氏。巨体から繰り出されるリズムはパワフルそのもの。すっかりHKBに馴染んでいました。

佐野さんに関しては、かなり思い入れがあり、書くとキリがありません。

とにかく、素敵な一夜を過ごせたことで、嬉しさと興奮で胸いっぱいです。

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2008年02月02日

新宿 末廣亭に行ってきました。

新宿・末廣亭の近くまでは買い物に行ってましたが、寄席にいくのは初めてです。
建物の外観や内装から想像以上に江戸を感じる建物でした。
この日は、東京ボーイズの旭五郎さんの追悼公演が開かれていました。 
お二人になった東京ボーイズの公演は大変面白かった。
特に、客席から予定していない著名人の「謎かけ問答」のリクエストを聞くと、少し間をおいてから<謎かけ小唄>をするタイミングが絶妙でさすがだと思いました。これからも頑張って欲しいと思いました。 
お笑いの凄さは、TVとは違い寄席の雰囲気は独特です。
だから人の記憶に残っていく事で芸人さんの演技が光る一瞬を観ることができる場として寄席はオススメします。
最後に2月2日は、ビートたけしさんの師として有名な深見千三郎さんの亡くなった日でもあります。

2008年01月19日

今週、銀座の東劇で上映中<野田版研辰の討たれ>を観ました。

ただいま東劇で公開中の「野田版研辰の討たれ」は、中村勘三郎主演、野田秀樹演出の歌舞伎をそのまま映画にした作品です。
勘三郎さんの役どころは、町人上がりの武士で、口先だけで生きてきた世渡り上手。
ですが、周りの武士たちは折からの赤穂の討ち入りに影響された仇討ちブームです。
口が災いして、とうとう仇にされ追われる身になってしまいます。
追ってくるのは、市川染五郎と中村勘太郎。この二人の殺陣がスピーディーでかっこいい!!
全体としては、コミカルな内容ですが、「生きる」ことに執着することで、仇討ちとか忠義とかいった「建前」に対して強い批判をしているように思えます。
中村獅童、中村福助、扇雀、中村橋之助、坂東三津五郎等々人気実力のある面々が汗だくになって演じている姿に感銘を受ける作品です。